昔から、衝動的なところがあり、やっちまったと思う事が多々あった。
よく考えているつもりで、衝動が抑えられないだけだったりする。
前の恋人との出会いの時も、衝動ありきで、まあそれが成就の素だったりするので、一概に衝動を抑えつける気持ちはなかったのだが。
前の彼女との出会いはその頃流行のメッセンジャーソフトだった。と言ってもメッセンジャーソフト同士が違えば、すれ違うこともないので、大変な奇跡的出会いだった、と思う。
私は自分のアカウント紹介にフェティッシュに関して興味があると少し書いていた。お尻が好き、とも。
だが、こんなもので自己紹介しても、ホントの女性が引っかかるわけはない、という冷めた目線のほうが強かった。実はそうでもないのだが、その頃の私は懐疑的かつ怠惰な考えをしていたのである。
メッセンジャーソフトでは何をするにも相手が必要で、やはりお相手探しの奴らばかりだった。私の使っていたOdigoは海外の利用者、それも男性が多く、付き合うとわけのわからないメッセージばかり流れてくるので、ただ立ち上げて眺めている事が多かった。
彼女からメッセージが入ったのは、しばらくソフトを使い続けてからだった。
少し話して、まあマトモそうだな、とわかったのだろう、プロフィールに書いてある事を問われた。
正面切って問われると、ちょっと恥ずかしいもので、古代の呪術が~とかはぐらかしたら、ちゃんと答えなさいと叱られた。
はい、そうですおっしゃる通りです。そう答えてから、これはあれか、真正の女性なのかと、その時になって思い至った。
あー何書いていいんだか、わからなくなってきた。あれもだめこれもだめ、まったく自分がまとめられていない。
衝動的に取りやめることにする。
考えがまとまらないうちは、ブログにすることなどやめなくてはならないな。