RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

恋愛騒動その四(終わり)

少し気力が戻ってきたので再開します。

ぶつ切りになるかも。

 

確かに馬鹿とはセックスを楽しみました。でもそれは彼女と同じ楽しみでした。する気はなかった、などと言い訳はしません。でも誘われたら少し考える下地は私にもありました。

 

修羅場やらかして自分だけ帰る、とか自分がどんな阿呆なことをやらかしたのか、彼女から問い詰められて、すごく落ち込みましたが、全部自分のせいなので何も言い返せませんでした。

彼女から来たメールをコピペしたとは言え、転送しちゃうくらい間抜けなことはありません。何をやっているのか自分でもわかりません。もしかしたら彼女のジェラシーを掻き立てたかったのかも知れません。

私が彼女にとって、いかに有益、大切なものであるかを伝えたかったのかも知れません。

でも彼女はそう受け取らず、単に私が浮気をした、という一点でのみ私を責めました。

 

ザコメンタルなので、彼女の言葉は心に突き刺さります。そのあげく何を考えたか、一ヶ月後私は馬鹿の家に突撃してしまうのです。

旦那さんがいたらとか、そういう事は考えずに馬鹿の家に向かい、集合住宅の郵便受けを眺めて、同名の家を探します。

幸いにして同名の家はなかったので、簡単に呼び出せました。

自己紹介するとうろたえるような声が聞こえます。何しに来たのか。と問われたので「旦那さんに事の顛末を話し、謝りたい」というと馬鹿は、かえれ!という言葉でインターフォンを切りました。

もしここに旦那さんがいたらどうするのか。後で知ったのですが、不貞の賠償金は1千万が相場だそうです。そんな事はもとより承知なのに、なぜ行ったのか?自分でもわかりません。

けれど、彼女はその顛末を聞いてもふーん、としか言いませんでした。

 

もう見限っていたのでしょう。

私が必至でとった行動は彼女にとって、そうよかったね、くらいのものだったのです。

顛末というものでもありませんが、恋愛に破れ、うつ病に罹り、国定難病に罹り、こんな生活をしているのも、きっと報いなのです。

何の報いかは知りませんが。

 

君はこの恋愛を楽しんだかい?

それならいいのだけど。ついそう聞いてしまいたくなるのが、拘泥する粘着質の性格だからでしょうか。何もかも振り捨てようと、彼女は思っていたようですから。それは成功です。もう10年前のおはなしです。いまさら何を憂うことが有るでしょう。

 

これでは、うつ病は治りませんね。しかも手術跡の後遺症の不自由を恨んでいるようでは、一生おぼつきませんね。

 

そうだ死のう!(死ぬ死ぬ詐欺