RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

The Darkest Hour (字幕版)

暇なのでアマプラばかり観ている。今回は「The Darkest Hour (字幕版)」。

ステロタイプな地球侵略もの。異星人が60年代っぽい。透明な身体で姿は視認できず、何故姿を消していられるかは説明がない。また透明な状態では銃器は当たらない。と言うか銃弾が塵になってしまう。透明でも本質は変わらないはずなのに…。しかも離れた人間を稲妻状の電気の触手で掴んで(!)引きずり込みんでしまうと言う能力まである。

また、放射される電磁波を追って生物を見分け、捕まえては塵に変えてしまう。だけど可視光線域は狭いらしく、ガラスとかで割と見えなくなると言うおもしろ宇宙人でもある。それに姿を消せるんだったら、大規模侵攻なんかしなくても人間を滅ぼして資源を巻き上げるくらい、出来るんじゃないの?という疑問もある。

また、ある電磁波帯を照射すると、ダメージとともにほんとの姿が見えて銃器で攻撃が通るようになる。なんでなのかは理由が語られないので、これもまた不明。

こいつらの食料は電気。地球侵略の狙いは電気を楽に通す鉱物や電気そのものを狙って、という割とハチャメチャなバックボーンが語られるが、真実かどうかはわからない。でもそれなら蓄電池とか狙ったほうがいいよね…。それにわざわざ地球なんかに来なくても、どこぞの星々で入手できるだろ、と思ったけど、それを言っちゃあおしめえよ、寅さんに言われるので止めよう。

登場人物が多いせいか、主人公のうち3名は途中で命を落とす。悪党というわけではないので、少し可哀想ではある。

 

この作品、人が塵になる描写が多いんだけど、服までちゃんと塵になってるところに頷いた。トム・クルーズ宇宙戦争では人が塵になる光線を食らっても、なぜか服が塵にならない演出に不満を持っていたので、この映画はよくやってるな、と思った。

どうやって地球に来たのか、何故地球を選んだのか、などわからない点は色々あるけど、出来としてはまあまあいいんじゃないでしょうか。

アマプラの観放題にあれば、観ても良いかも知れない。お金払ってみたら、えーってなるだろうけど。