RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

リヴォルト(字幕版)

また暇なのでリヴォルト(字幕版)をアマプラでみる。最近多いなこのパターン。パソコン弄ってるか寝てるか御飯食べるか、ちょっと時間在るとしてしまう。

カクヨムでSFを公開したいんだが、いまいち筆が乗らん。資料が正しいのか、想像力で補うしか無いのだが…想像って決意がいるよね。

 

さてこのリヴォルト(字幕版)、侵略SFものなのだが、最初から最後まで、人間を捉えるという意味が露呈せずにすすむ。なんで人間が必要なのかがわからない。説明も考察も出てこないので、徹頭徹尾説明がない。Don't think Fool なわけである。

メイン敵マシンは、背の高い二足歩行ロボットと僅かにその他大勢。ロボットは二足歩行だが背の高い意味がないし、ミサイルとかランチャーが効く。けっこう脆弱な機動兵器であるが、時は人間を殺し、ある時は狩る。出現数はむちゃくちゃ多い。

まあ、投入数が多いというのは戦訓に則っていて、納得できる。でもこれ頑丈なんだか脆いんだかよくわからない。銃弾を無効化できたりするくせにロケットランチャーみたいな携行兵器で反撃されるとこわれるし。

アメリカ軍の駐屯地を壊滅させているけど、これはきっと数に物を言わせたんだろうな。そうでなきゃ壊滅させられない。

終盤蜘蛛みたいな歩行兵器も出てくるが、こちらはあまり活躍しない。この多脚歩行兵器をひきつけて女性兵士が自爆するっていうシチュエーション、エイリアン2バスケスが死ぬところを思わせる。

 

基本的にこの映画、ストーリーがない。その場しのぎで主人公たちがようやく脱出したり捕まったりするので、カタストロフな状態なのにカタルシスがないのだ。終盤突如としてEMP開発してる技術者とか出てくるけど、EMPって核爆発級の電磁波放射が必要だから、近くにいると人間は溶けるだろう。それを宇宙船の真下まで、手運びするっているんだから無茶だ。

発想は悪くないが、手段が最悪。

そして、主人公はケニアに派兵されてた兵士みたいなのだが、当地の黒人の描き方がステロタイプでな…まあどんな描き方がいいかというと、何も思いつかないのだが。

そんなわけでまあひまつぶしにはなるかな、程度と認定しました。