RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

トロッコ問題

最近良く考えるのが、物事の裏面性ということ。

事物には必ず表裏がある、たとえ良いことを為したとしても、それは表面でしかなく、裏面からすれば良いことではない、逆に悪ですらあるかもしれない。そういう事をよく考える。

 

正義」からトロッコ問題を考える - 破砕機・洗浄脱水機の設計・製造・販売 切削部品加工 各種機械メンテナンス ㈱ツガネマシーン

ロッコ問題はそういう意味で、よく表現していると思う。

有象無象を助けるより、社会にとって有意義な人を助けたほうが良いかもしれないからだ。

例えば、いつか殺してやろうと思っているほど、憎い自分の親の仇が、線路にいる。仇は五人に混じっているが、五人の誰かはわからない。一人の側は普段から人を助ける事を教えている自分の恩師だ。

いったいどちらを選択すべきか。

恩師は犯罪者がいたとしても選択するなと言うかもしれない。五人は死にたくない、選択するなと言う人がいるかもしれない。

そうした情念主義が入ってくると、とたんにこの問題はむつかしくなる。

ただでさえ、感情論を排しても難しいのだ。

ちなみに私は、一人を選ぶと思う。