2025-11-07 日常詠-明後日、そんな先の事はわからない- 短歌 破長 見も知らず明日のことをば考える望み儚きことなればさて 不安にて天井にらむ明日 我が身の振り方が決まる日となる 爪をかむ慌てて我が手押さえてもそれを叱れる人は今はもうない 本を読みカフェオレ飲んでいるけれどほうとため息冷たさ震え また言ったこんな事なら死にたいと願いにも似た希死念慮かな コーヒーのポットを洗い拭き上げてガラスの脆さやっと気づいた 立冬と暦は簡単に言うけれど木枯らしの吹く時を待ってる 日常を気軽に詠めばと思っても理も非も知らず詠めぬ私は