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[読書]10月1日では遅すぎる

毎年のイベントなのだがその時期になると思い出す、という事がある。
フレッド・ホイルの作品タイトル「10月1日では遅すぎる」も、その一つ。
表題の作品はまあ、読んで大体忘れてしまったのだが表題が秀逸なせいでずっと
記憶にとどまり続けている。
ホイルの事は小松左京が物体Oだったか首都消失だったかでホイルの「暗黒星雲」をエピソードに取り上げていて、
そのせいもあって何とはなしに覚えているのだ。

確かに「10月1日では遅すぎる」。
シャッフルされた時間の中を通り越して、あの時を遡れたらいいのに。