2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧
amazon:空中庭園/角田 光代この作品は、2002年11月に出版されたものを文庫化したものだ。第128回直木賞候補作にも上がったとのことだが、寡聞にして知らなかった。ヒューゴー賞とかネビュラ賞なら本の帯も気にするんだけれど、普段そういう賞を気にすること…
先日時間があったので、現代芸術の展覧会である横浜トリエンナーレ2005を観て来た。現代芸術って言うのは、見ていて面白いんだがほんとに芸術?って言いたくなることが多い。何というか、信用できないというか。斜に構えてみてしまうからなのだろうか。トリ…
凌遅と言う刑罰がある。中国大陸で南北朝の昔からよく行われて、その残酷さでは特筆される刑罰だ。日本でもちょっと前の時代劇では、似たようなことを悪役がよく言っていたのをご記憶だろうか。「一寸刻み、五分刻みにしてやる!」というアレである。内容は…
ポール・アンダースン「大魔王作戦」前回ウィンダムの「海竜目覚める」を引き合いに出して、ちょっと読み返したいなと探し回ったらない。ああ、何処にやってしまったんだろう。もったいない。絶望的な英国の描写が読みたかったのに。また買うか。仕方がない…
迷信やジンクスが好きだ、と言うとちょっと語弊があるのだが、日常のご愛嬌と言う意味で好きだ。信じてはいないし、それにすがってもいないけれど、日常それがあるとほっとしたり、安心したりできたりする。だから、排斥するような気持ちにはなれない。たと…
自分がどんな人間かを知るまでにひどく時間がかかってしまった。何度も人からこうであれば、ああでいたらよかったのにね、と言ってもらったのに自分ではそれを認めえずにいた。認めたとしても、それができずにいたということは。今更思う。自分が悔しい。ど…
映画館に観に行くほどじゃないが、ロードショウの時から気になっていたトム・クルーズ主演の「WAR OF THE WORLDS」を観た。そして呆れた。ここで終わりにしたいな、今回。内容は…ヒューマニズム・アメリカーナと現代家族像、そしてその絆を縦軸にH・G・ウェル…
必要に迫られたとはいえ、DVDなどを作成している。動画の作成なんて、世のお父さんたちが「どうだ、お父さんもやればすごいだろう」などと自慢をしたいがためのものかと高をくくっていたら、これがけっこうおもしろい。元の動画に音楽をつけて、まずwindow…