2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
忘れるわけがないと決めていたのにこの手のひらに覚えてたきみ 気持ち紛らわしては目を凝らす夕闇の空宵の明星 特に寂しくないけれど時には人とたわいなく話したくなる
夢の中這いよる蛇を踏みにじり戦いて君呼び続けてた 雲の向こうの幸せを語る女が哀れなり冷ややかに見る
あの時の腹立たしさを罵倒する己に向けてメール打つ夜
読んだ本や映画の感想とか、書きたい事もあるのだけど。 いざ書こうとすると、止まってしまう。 うなだれるばかりで。
落ち葉踏みあなた想わぬ時は他に何も思考せぬただ一人
携帯のアドレス消して満足ときみの番号ひとつ残れり
秋の日差しの向こう側離別せし妻通り過ぎゆく きみの肌きみへの思いどちらとも大事なんだよ震えるほどに
[読書]10月1日では遅すぎる 毎年のイベントなのだがその時期になると思い出す、という事がある。 フレッド・ホイルの作品タイトル「10月1日では遅すぎる」も、その一つ。 表題の作品はまあ、読んで大体忘れてしまったのだが表題が秀逸なせいでずっと 記憶に…