RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

2006-01-01から1年間の記事一覧

今日買った本

それは本当のこと。アークエンジェル・プロトコルライダ・モアハウス著何だかシリーズがすでにあるらしく、以下続刊とのこと。アメリカ私立探偵作家クラブ賞を受賞している。ふっむ、SF風味のV・I・ウォショースキーシリーズか?早く読もう。ラヴクラフトの…

ブレイブハート

ハイランダーであるウィリアム・ウォレスの話は有名なので前々から探していたのだが、なかなか機会がなくてようやく見ることが出来た。やっぱりレンタルビデオ屋の会員カードは大切にするべきだ。メル・ギブソンが出るシリアス映画は大作なのに売れないって…

もう死んでしまおうと思った。

あまりにも陳腐で、くだらない物言い。一瞥して「そりゃあ、どういう了見だよ?」と読んだ人間の独白が想像できる。それはポーズであり、拗ねながら甘えているのであり、どう見ても崇高な精神性や悲しみなぞ汲み取れはしない。そんなことを口にするのなら死…

コラプシウム

表紙買いしました。 amazon:コラプシウムしかし少女に見えるけど実はすご腕捜査官とか、なんか陳腐だな。コナンか。プリーツスカートでブレザーの学生服とかなんかスカウターみたいなモノクルしてるし。しかもそれを納得させられる材料がないよ。コラプシウ…

失いたくないもの

どこかで予言者気取りの男が彗星が落ちると卦を立てた。男は警告し、その日世界はすべて焼けると言い放つ。人々は嘲笑して男を指さし「世界は昨日と同じく続く」と囃した。男は大切な世界を失いたくなかったのだ。誰もここからいなくなって欲しくなかったの…

世界なんかニセモノでかまわない

科学を検証するとき、大仮説というものが提唱される。たとえば、それはビッグバン以前の宇宙の振る舞いを研究する超弦理論であり、生命誕生を起こしたのは知的設計者という説もそうだ。もう一つ、世界の成り立ちとしてこんな仮説も提出される。この世界はか…

笑え

さあ、心の底から。わたしが写真を撮ってあげよう。お前の笑顔を、残してあげよう。みんながその笑顔を見られるようにしてあげる。今の自分がどうなってしまったのか、わかっていないお前のために。誰もがその笑顔を、見上げることが出来るようにしてあげる…

寝ることも出来ず。ここで、こうして起きていても、それはただ目を開けているだけ。頭の中ではずっと音楽が流れ、あなたの顔だけが浮かぶ。「地面に 穴掘って別に何をするでもなく 日々これ好日じゃれまわる 僕のそんな犬」ケラ。今はケラリーノ・サンドロヴ…

世界からの否定 〜もしくは酒を飲んでも酔えないと言うこと〜

むかしエヴァンゲリオンというアニメで「ぼくはここにいてもいいんだ」と主人公が達観して言った。TV版最終回のことだ。世界との交わりを求め、世界に受け入れられることを望んだ少年は、己れに価値を見出せず苦しんだ。受け入れられたい、居場所が欲しい。…

栢の木

検索していて見つけた、とあるバス路線の時刻表。そこにはいくつもマスが切ってあるけれど、使っているのはほんの端っこだけ。一時間に一本のバス。平日の朝六時だけ、2本のバスが通過する。平日は十八時、土日でも二十時には終バスが行ってしまう。子産坂…

せめて哀れと思し召せ

さっきまでうららかと言っていい陽気だったのに、春の幻想は少し風が吹いた程度でかき消えた。目の前の太い幹に大きく枝を広げ、周囲の木々を統べるような趣きの桜は、夕闇の中今が盛りの花を風になぶらせて、際限もなく散らしている。と、その花びらを巻き…

マックィーンが死んだ

会社でひそひそとそんな事を話す同僚の声が聞こえた。おいおい、いったいいつの話をしているんだ。マックィーンと言えばもう25年も前に亡くなったじゃないか。いい俳優だったのにな。「ゲッタウェイ」のポンプショットガンのアクションなんか渋かった。息…

サイレントランニング

サイレントランニングがDVDで出ていたのを購入。久しぶりに見る。今頃になっても入手できるのは、非常に喜ばしい。最後に見たのはいつだろう?テレビ東京がまだ局名を改める前じゃなかったろうか。そんなことはないか。とにかく、記憶も定かでない頃の深夜映…

悪寒と寒気と胃痙攣

ここのところ、鬱っぽいのが昂じて日常生活がおかしい。おかしいと言うのは精神状態のことであって、可笑しいという意味合いではない。そんなに楽しい日常を送れるのならば、別しておかしいと明記することもないのだが。創作としてアップした今までの文章を…

写真

酒を呷る。見るとはなしに彼女の静かな表情を見て、息を落とす。また酒を飲む。のどを焼いて強い酒が降っていく。それを感じながら、彼女を見る。うめき声がもれるのを押し殺して、グラスをテーブルに押しやる。気を紛らわせようと本を読む。しばらく没頭し…

しょせん

横浜でまた人体の不思議展が始まっている。以前有楽町だったか新橋だったかでやった時には、並んで観に行った。ササミの刺身みたいになったのとか、非常にこう、文章や言葉で表現すると悪趣味な状態にプラスチックで固定された人体が展示されている展覧会で…

喪失感 または声をあげて泣く

悲しい時は声を潜めて泣いていた。泣く、と言う事は昔から感情を肯定するため、自らを慰めるため、つまりカタルシスを得るための行為、と定義付けられているように思う。そんな知識のせいで、私の中で声をあげて泣くと言うのは、人目を引いたりナルシシズム…

タンカ

前から短歌を作ったりしている。短歌とか俳句とか、そういうのが好きなのだ。けれど勉強するわけでもなく、何かを調べるわけでもないので、それがどんな出来であるとか、わからないし知る気もあまりない。だいたい作っても人に見せる事があまりない。なので…

やっぱり

本とか創作にまつわる事書かないとだめなんだな。ここしばらくのアクセス数が物語っているのは、そういうことかも。飽きられたのなら、妥当な数字かも知れないと思ってみたり。しばらく前に千葉真市主演の角川版戦国自衛隊を観る機会があった。サニー千葉が…

恋ごころ

フレーズを思いついたのでメモ。下書きに入れっぱなしで忘れていた。「振り向かれないと知っていても、恋心は止まらない。」

ここしばらくのいろいろなこと

以前ネットニュースでみた三鷹天命反転住宅のブログを見つけました。まあこの住宅の販売の記事を見たのが去年の早い時期だったから、ブログなどあっておかしくないのだが、みるとなんだか首をひねってしまいます。この住宅、これは住宅だろうか。これを家と…

フレーズ

「きみにこの声が届くかな」「ぼくはきみだけを愛してた」「ぼくは此処からいなくなってしまうけど」「別れは言わない、いつまでも愛しているから」まるでハリウッド映画のようなフレーズ。

最近買いました

新年のご挨拶をしたあと、更新せず済みませんでした。更新がなかなか出来なくて、外出先でも更新が出来たらなあ、とずっと思っておりました。ま、それとはあまり関係ないのですが。巷で、ないないないと,ずっと噂だったシャープのW−ZERO3をようやく買…

遅くなりましたが明けましておめでとうございます

前年度から放置しておいてこのていたらく、皆様には大変申し訳ありません。もう少し更新頻度を上げていきたいと思いますので、とりあえず今年もよろしくお願いします。 これは今年初めての画像。去年の末に山田風太郎の「戦中派不戦日記」を読む。好きな作家な…