RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

短歌日記

ここが我慢の為所なれど

夜ヨーグルトダイエットの効能を聞いて真似して始めたはいいが、 毎日ヨーグルトを買いに行くのが面倒くさい。 それでも、買い物もダイエットに寄与すると思うからまだいいんだけれど もう食べ飽きてしまった。これが一番困る。 ヨーグルト食べたくないよー…

会う人々に

病院の滞在期間30分行きて帰るを億劫に思う 帰り道思いがけずの人に会うこのうれしさを伝えたいのに 交差点別れて歩く枯葉踏み寂しさなんて気が付かぬふり

残暑に

蝉の鳴く声に惹かれて自壊する己の心思い馳せれば 己の心が壊れていくような恐怖感がいつもある。 ちょっとしたことが大きな問題のように感じられて、耐えられない。 己が悪いのだ。 そんなふうに考えることはないのだ。 そう、宥めてみても恐怖感やおぞまし…

梅雨明け宣言

梅雨明けという語に期待満ちており 何が出来るというでもなしに 梅雨が明けたらしい。 特に変わらない、いや更に暑くなるのだろう。 クーラーの電気代だけが心配な夏の午後。

みつからないもの。

逃げ出したイモリ二匹の見つからずいったいどこで干乾びおるや 本能の奨めに従い逃げ延びてついに快哉覚ゆイモリは 私の飼っているイモリは、水槽から逃げ出すのが上手だ。人から見れば逃げ出しようもないはずなのに、ゴミだらけになって床を歩いていたりす…

起床時間18時23分

本日は 起き上がるのを諦める 天井睨む 気力もないので たまに生きてんだか死んでるんだか、起きてるのか寝てるのか分からない時がある。だるくてだるくて、たまらない時だ。 今日なんか特にそうだ。 薬のせいなのだろうけど体調も関係するのだろうな。 体調…

夏を思う

いずくより 耳に届きしサイレンを 聞きつつ日差しに 夏を見ており 胸元に 差し込む日差し夏空に 微かに響く サイレンの音 梅雨明けと 見紛う日差し眩しくて 地を見つめれば 蟻の行列 梅雨明けを思わせる日差しが憎い。クーラーつけようかな。

痒いところを掻いてしまうのは仕方が無いことなのか

蕁麻疹 失せて現れまた失せて 我が体には 何が巣食うか 薬の湿疹と思われるじんましんが出るようになってもう半年以上立つ。 他に原因も考えられないし皮膚科医もそうだろうというので、欝の薬の副作用なのだろう。 皮膚の柔らかいところや、擦れたちょっと…

ペットというのは面倒なものだ

我がイモリ 30センチの腹撫でる 傷つけぬように 気をつけながら

小学生の語りあいを聞くともなしに聞く

受験など カードゲームのごとく見ゆ 彼ら語りし勉強などは

南泉斬猫

折りにふれ そっと読みたくなる公案 南泉斬猫 シュレディンガーよ 猫つながりというわけではないが、シュレディンガーの猫の話を見聞きすると禅の公案の「南泉斬猫」が読みたくなる。 南泉斬猫というのは無門関という書物にある一文で、簡単に言ってしまうと…

緊張

薬飲み背の強張りに横たわる ふ、とため息をついて目を閉じ

夜風

もうあんな幸せな日は来ないのだ そう告げるのか北風が吹く

北国は雪降るけれど

上空は雪なのだろう雨が降る こごったような寒さの中を

忘れたいこと、忘れたくないこと

燦燦と日差し眩しき我でさえ、外出たくなる夏空である 我に棲む幻忘れがたきためキンタナ・ローの海に行きたし

夏に染まる

さやさやと風吹きすぎて夏色に置き換えられた夕暮れ時は 我が布団枕を積んで寝てみれば介護ベッドの角度にも似る

ホーガンを偲ぶ

星々へ我ら思いを巡らせどガニメデの巨人未だ出会わず

コーヒーショップにて

バリスタと聞けば弩(いしゆみ)思い出し空想の矢は店を飛び交う

No serious found in this incoming message.

カーテンが揺れる穏やかな午後はそこにいたのか言いしれぬ不安 枕を抱きて何もない一日を過ごすまた今夜も雨予報

墓穴を掘ってみる

車窓より穏やかに差す夕陽見る目眩みのしてしばらく立てず 我が壙穴【はかあな】から見る青空なんと綺麗なことよ雲はいつまで ポーランド最大の棺メーカーKalendarz Lindnerの今年版カレンダー表紙。 内容はお決まりのセクシーだったり何だの、なのだが。 表…

パンケーキ焼いていまさら物足りぬ香りを思う夏の夜風に

見上げれば音なく飛んで蝙蝠の影薄れゆく夕暮れ色に この部屋に小さく喉を鳴らしつつ我待つネコが居らぬ寂しさ

一人ぼうっとする夜の寂しさは息子幼い日思い出すこと

書き方を変える

今までメールでの投稿を踏まえて、見出しを分割していたのだけれど それではあまりにも見出しばかりが並んでしまうことになる。 あまり美しくないので、今後は一つの見出しに複数の歌を書く事にする。 〜〜 〜〜 見たいな感じで。 ……まあ、思い出したらって…

逢いたい会いたい心がそんな言葉で埋もれる我ろくでなし

ぬめる手触りにそっと傷を見る人事のよう血に汚れし痕 まあ、こんなブログで本当も嘘も無いが。 それこそどうでもいい事だ。

いつか見た夢を言葉に成したくて書いては消しをただ繰り返す

歯磨きの途中きみに逢いたくて鏡に映る泣いてる男

暗い部屋より窓眺め想うのは何してるかなただきみの事

冷たい風に吹かれても俯くな暗い夜道で星を見上げよ