2023-05-13 黒い仏 最近になって読み返すことが多い本。 新書判なのにいろんなことが詰め込まれている。仏教とクトゥルフ、そして推理小説。そのどれもが高度に高め合い、すばらしいグラデーションをまとっている。 推理のところだけでも謎解きのところでも、片手落ちになってしまう。高い完成度が必要だ。 読み込めば読み込むほど、味わい深い。