RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

魔法少女まどか☆マギカ


いろいろと話題になっていたアニメだが、地震の自粛で関東では最終話まで3話一挙放映ということだったので深夜だったんだけど見てみた。
まだ感想が形にならないのだけれど、よくできたシナリオだと思う。


年端も行かない少女の持つ善や正の感情が、絶望によって負に転じた時に起こる相転移が生むエネルギー、それを魔女と呼ぶ。
魔女を狩るものを魔法少女と呼ぶが、前述の相転移はどの魔法少女にも訪れる最後であり、その運命は変わらない、はずだった。
だがその構造は主人公まどかが魂を賭けて願った祈りによって書き換えられた。
その祈りのためにまどかは、人類より上のステージへ登る。個としてのアイデンティティを失い、過去の改竄によって人々から忘れ去られる代わりに、現在過去未来すべての魔法少女が魔女になる前に防いでしまうという願いを成し遂げる。

感想を書こうとして粗筋を書いてしまうくらいに自分の中で咀嚼出来ていないのだけれど、友情や運命やタイムパラドックスや、なかなか広げた風呂敷を綺麗に収めて見せてくれた作品だった。


DVD買おうかな。