過日には小林泰三先生、小池一夫先生、吾妻ひでお先生、枚挙にいとまがない。
和田慎二先生が亡くなった時はほんとうに、本当に悪い冗談だと思ったものだ。
少しでも手向けになれば良いと思って作品集を読み返す。
それにしても津原泰水先生は、同学年だったんだな。早生まれかもしれないが。
私のような社会に貢献したり、人々に感動を与えたなんて金輪際無理な半病人は生きていて、才能ある人が死んでいくのは、運命論者としては仕方がないと結論してしまうけれど、それも残酷なことだ。
私の場合死んだからといって花を手向ける人もいないからそれでも良いんだけれど。