RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

さて、これからこのblogなるものを始めたいと思う。
思えばweb上で日記を書くと言うことを前々から考えてはいたものの、実行に移しかねてきた。たいした理由のない躊躇だったけれど、こうしたサイトに気軽に記述できるようになるとは、技術と言うのは便利なものだ。
日常のあだしごとなど織り交ぜつつ、読書の感想、自身の創作やら日々思うことやら、書き綴っていこうと思う。
読んでくれる方がいればいいけれど。
最近の読書
「三人のゴーストハンター」(牧野修・ 田中啓文・安孫子武丸)
壬生義士伝 上巻」(浅田次郎
壬生義士伝は人に薦められて読んだもの。浅田次郎はプリズンホテルとか作品名だけは知っているが読んだ事のない作家で、薦められるまで読む気がなかった。しかし面白い。文章としてではなく、語り口、作品に引き込む力があるのだと思う。
三人のゴーストハンターは読みたかったものをようやく手に入れた。いわゆるシェアードワールドノベルかと思う。ただ、最後のマルチエンディングなどと見ると昔懐かしいゲームブックを思い出させるのだが。こちらも面白かった。連載と言う流れで書かれたものだけに、一作ごとに他の作家が作った設定などが物語の厚みを増していくのが良くわかる。多少は鼻につく部分もありはしたが、この作品は当たりだと思う。