RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

第二の夢

シームレスに場面は変わり、私はゲーム「ひぐらしの鳴く頃に」の登場人物となっている。
登場人物の容姿からして、アニメ版かもしれない。
そこではアニメともマンガとも、ゲームとも違う場面が展開されている。
(あとで考えると、夢の中でも二次創作とは恐れ入る。)
まったく物語に関連性の無い犯人一行と対峙しながら登場人物の一人、北条 沙都子と言う少女を救うために私は何度も殺される。
場所も原作には無い崖の上にある部屋であり、そこで突き落とされたりナイフで決闘を迫られたりする。
敵に勝つ事は出来ず、毎回殺されて視界が暗転してはまた同じシーンから始まる。
殺され続けながら、私は今回こそは、といつも考える。
さっきの展開はこうだった、今度は同じ轍を踏まないようにしようといつも考えている。
目が覚める直前まで、私はあがいている。