RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

入院生活:補遺

脊髄を開けて神経触ったり結構大掛かり(自分視点)な手術をしたと思ったら、あとから主治医は「後縦靭帯でなかったら、前から開ける必要があるんで、ここでは対応できないんですが、今回は大丈夫ですね」と言っていたが、前から開けるとは…それって気管とか食道とかいろんな部位をかき分けて手術するって事ですよね…こわい!

 

しかし麻酔というのはとてもすごいですね。麻酔入れて数数えて下さーいって言われて、いーち、にー、さーんの後半から意識なくなりました。意識が切り取られる感じ。そして手術後もめちゃめちゃ痛いということはなく。単に褥瘡を防ぐために体側を入れ替える時に、ちょっとチクチクするかな、という感じがしただけで。

痛みに弱い人、手術が怖い人は安心していい。痛くないから。前開きにされるところが怖いだけ。

事実、その後の後遺症のほうが困ったものだけど。なんたって暖かさと冷たさの逆転現象が、今でもおきるというのは、リハビリでも治らないという事で。これはこれで、飲み込まざるを得ないのだなあ。

形成外科で相談したら、痺れ用には、B12含有してる薬はあるけど、効くかどうかはわかりません。と言われました。

今ならしかたないかという言葉なんだけど、とにかくすがって飲んでもみたけど。効かない、医者はやっぱりね、と言ってたので、想定内だったんだろうな。

 

困ったものだ。でも取り敢えず生きている。それを大事にしたいと思う。ダメな時はあるけどね。

ちなみに我が家には包丁がありません。不安なのです。いつ自分を刺してしまうかわからないから。生の影に死がいつも張り付いている感じ。判ってもらえるかなあ。

 

ま、判っても仕方ないけどね。不安神経症になって、ストレスフルなのがつらいかな。