RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

歳も押し詰まってきたので適当なことを書く

一昨年からけっこうゆっくりしてきたはずなのに、やっぱり年の瀬はアワアワしたり焦ったりする。何も関係ないのに。

まあどうでもいい事であせるのは、心理的に辛いのでやらない方向で、行きたいなと思う。体さえ自由であれば、初詣とかオフ会とか行きたいところなのだけれど、なかなか難しい。

この後縦靭帯骨化症という病気が発現する前の年だったか、高速バスで諏訪大社へ二年参りをするつもりで行ったことがあった。

 

新宿のバスターミナルで往復のチケットを買う。諏訪到着が新年直前の午後11時のバスを選んだ。

なぜこの時間かと言うと、以前に行って道を覚えている気がした事、あまり早くても寒いし、暖を取れるところも考えつかなかったからだが、その割には2年参りをする計画で、グダグダな計画を持っていたからだった。

だが諏訪に到着すると、降ってはいないものの積雪が結構あって、放射冷却もすごいし、何を考えたかオーバーコート、スーツと革靴というちょっとした盛装で行ったものだから、真っ暗で道わかんないし雪で滑るなどしていた。

そんなわけで、新年は道に迷い、諏訪湖畔の住宅地の路上で迎えました。なんか寂しかった。

 

そんなこんなで湖畔の道をウロウロした挙げ句に、ようやく見つけた下諏訪のマックで夜明かししました。24時間営業というのはありがたいもので、夜が明けるまで時間つぶしをする事ができ、出る時に感謝を述べて出たのでした。

 

店を出るとちょうど夜が明け染めたあたりで、ここから下諏訪の春宮を目指す。道が真っ直ぐなので迷うことはなかったので助かった。帰りの高速バス時間を確認したあと、参道を歩くと、両側には出店が出て営業の用意をみんな一生懸命している。なにか食べたいと思ったけれど、流石に朝6時とかではそれも叶わぬ夢だった。

参道を抜けると春宮は改修工事らしく、社殿と鳥居に足場が組んであった。それでも参拝を済ますことは出来た。

で、鳥居の前に大焚き火を焚いていたので、帰りの高速バスまで体を温めていた。

知らない人たちと焚き火にあたっているのは、なんだかあまり新年らしくないけれど、それでも一人家で新年を迎えるよりはよほどマシな気がした。

帰りの高速バスからは、富士山がくっきりと見えてうれしかった。この嬉しさはみんな同じなのかな、そんな事を考えていたら寝ていて、目が覚めると新宿でした。

早速ご飯食べに行ったのは言うまでもない。

 

今はそんな無茶も出来ないけれど、少し離れた神社にお参りに行けたらな、とか思います。