https://www.youtube.com/watch?v=oaHm
宇宙人グレイがもしバンドを組んだら…と言うコンセプトで制作された曲集の二枚目。
これを急遽入手できたので、感想を述べていこう。
pyramid.:一曲めと有って、荘厳な中にも宇宙を感じさせるメロディパート。とつぜん立ち上がるエジプトの幻影。最初に聞く人はわくわくするだろう。
アンティキティラ島の機械:古代の神秘、オーパーツ。何をするのか現代でもわからない。幻想的なシンセがアクティブな機械のイメージを増幅する。そして曲前後にあるネジを締める音。これが好き。
アルナスラの奇岩:レーザーで切り離したかのような石。何故そんな事をしたのだろうか。その不可思議さは、曲にも現れている。
ストーンヘンジ:謎の列柱石。これはぜひブックレットを読みながら聴いていただきたい。
カッパドキアの地下都市とインドラの矢:不可思議な古代核戦争を思わせる、これらのイメージは、暗く一つの希望にすがる人々思わせる。古代にインドラの矢が飛び交う終末戦争。それもグレイの計画の一つなのか。
失われた大陸ムー:ムーの荘厳さが女性コーラスに込められている気がする。だがムーは存在しない。全ては幻想なのか。
カジュラホー:インド系はくわしくないのだけど、ヴォーカロイドを使って楽しいイメージを作った曲。
ユカタン:超古代に地球を爆撃した隕石の痕跡。地球環境の激変を短い曲で表している。
ティカルの復讐;ペットの高音がタムを引き立てている。勇壮な曲である。
Sphinx:ナイルと言えばギザのピラミッドとスフィンクス。たいへん明るい音調の下にエジプトぽさが流れる曲です。
オベリスク:神に祝福された王は、来世に蘇り、民を指導するそんな儀礼のシーンが浮かびます。
岩の谷のペトラ:石窟寺院や都市が岩を貫き、文明を持っていた…荘厳ですね。
ストーンサークル:世界各地で見られるストーンサークル。形も由来も違うが、それは何かを象徴するものではないか?祭礼を思わせる象徴である。
三内丸山遺跡:縄文時代にワープするような。素朴な雰囲気。でも技巧は折りこまれている。
前方後円墳:前方後円墳は、諸説あるが、この曲はそういう事を忘れさせてくれる曲である。
エローラ石窟寺院:明るい曲である。タム、というのだろうか、主旋律に絡む感じが良い。
ニューグレンジ:某番組思い出して申し訳なし。でも幻想的なのはこちらが上。曲調はペットなどが加わっても、まったくかわらない。それがいい。
ナイルの王ファラオ:ナイルの王ファラオ、ツヨイ。
万里の長城:よくある中華系のメロディラインでない、心地よい曲調に女性コーラスが気持ち良い。
ウルルの鼓動:民族音楽のようなフレーズの繰り返しがトランス状態にいざなう…
アトランティス:栄華を極め、高い知性を持った文明が失われてしまう。そんな混乱を感じました。
カルナック列石:かっこいい曲。カルナックの人々が願いを込めて石を立てたのか。そんな曲想をおもいました。
ジャングルの神殿都市ティカル:ジャングルだ・・・鬱蒼と生い茂る草や木を切ると、そこには邪悪な神殿都市が!想像が膨らみます。
ミュージックブックレット付きでとてもお求めやすい。
感想なのか宣伝なのかわかりませんが、聴いてみてください。