RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

ブッシュウィック ―武装都市―(字幕版)

あーなんか今日はアマプラビデオまつりだな。なんか往年の東映まんがまつりを思わせる。

 

で、タイトルの本題なんだが。

ブッシュウィック ―武装都市―(字幕版)…よくわからんけど、理不尽が群れを成して突っ込んできたって感じ。

まずアメリカが、ホームランドを謎の軍団に襲撃される。有り得ん。北米大陸が、察知されずに軍集団単位で侵攻されてる。それがありえないほど素早い。なんといっても主人公が朝起きたら路上で警察と敵集団と交戦している。州兵すら稼働していない。情報も妨害なのか、テレビはおろかラジオさえ報道してない。

敵集団は捕虜を取らない方針らしく、降伏した市民さえお構い無しで射殺する。敵軍は英語を話しているが、それが欺瞞なのか素なのかはわからない。武装とか見るとアメリカ人みたいなんだが、目出し帽なのでよくわからない。

わからんわからんばかりじゃどうしようもないじゃろ…って思うんだが。取り敢えず逃げ続けるうことで目的地に向かう主人公。途中で優しい元衛生兵の黒人に助けられ、敵と交戦したりする。ここで主人公は銃撃戦で指を失くす大怪我を負うんだが、ダクトテープでグルグルにして応急措置。ダクトテープバンザイ。興奮してたりするから、という意味付けは出来るだろうが、あまり痛そうじゃないのがすごい。指は痛いよ。

で、いろいろあって少し離れた公園で軍が避難民のピックアップをしてると聞き、そこへ向かうことになるんだが、その少し前にトイレに行ったらパニクった主人公の妹がそこに隠れていて、黒人さんを撃っちゃうのだ。流石に胸部を撃たれては死んじゃうよね。すごく淡々とした表現。

仕方がないので妹を連れて公園へ向かうが、そこは軍と敵兵の銃撃戦の真っ最中。そこ突っ切って公園へ逃げ込めるか…ってところで主人公は頭部に弾を受け倒れる。血しぶきがヤバい。そこで映画は終わる。

この映画、何事もなく、さらっと表現するのでなんかカタルシスはないよね。

 

取り敢えずリアルファンタシーということで、あすにも起こるかもしれませんって70年代の映画解説者だったら言うかも。つーかさー、アメリカ本土を侵攻できる軍を持ってる国はロシアくらいだし、ロシアには侵攻する理由がないし、イスラームはやれて自爆テロくらいなので、こんな事できない。

だからファンタシーなんだよね。