一昨年倒れてから、ずっと缶コーヒーしか飲めなくて、とても悲しい思いをしていたのだが、今の住居に移ってもそれは変わらなかった。
それどころかコーヒーが淹れられない。
専用の注ぎ口が鶴みたいなポットで淹れるのが好きだったのだが、部屋には茶碗すら置けず、お湯を沸かすことすらできない。熱いお湯は調理室に行ってもらうことしかできないのだ。
さいわい、保温ポットと表題のコーヒーポーションがあれば熱いコーヒーが飲める。自分で淹れるのは結局自己満足でしかないんだな。と思う今日このごろ。
でも、あの所作が有ってこそのコーヒーでもあるのだなあ。
やはり自分の体を恨めしく思う。