昔、母が双子を妊娠した。しかし産院で対処できない事があり、一人になって帰ってきた。私は動転して呆然としていたら、父親に殴られた。
— 珍(小鳥@統失なアラ)イさん#読み上げ短歌集制作決定 (@chinkotori_fake) 2022年10月12日
「お前は家族が死んで悲しくないのか!」
悲しいという感情に向き合うのが出来なかったのに、父親にはそれは理解できなかったようだ。悲しくないわけがあるか。
昔の話だ。運が悪かったとしか言えない事故だったと思う。しかし父の怒りは理不尽だったのではないか、生まれたばかりの弟に哀れ以外の感情が持てるのしばらくしてからだった。