RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

猪狩ともかという人がいる

芸能人でアイドル業をしているとのことだ。

私がこの人を知ったのは、舞台に車椅子で戻った、という記事からだった。

道を歩いていたら、倒れてきた看板の下敷きになり、瞼裂傷、頭部挫創、脚・肋骨・胸椎・腰椎の骨折、脊髄損傷と怪我のオンパレードで手術後ICUで治療を受ける羽目に陥ったとのことだ。

そのため、車椅子生活を余儀なくされ、アイドル復帰も危ぶまれた中での舞台だという。

若い女性がこんなにひどい目にあうのは哀れだ。脊髄損傷の度合いにもよるが、リハビリで何とか立ち居振る舞いを取り戻せるかも知れない。

私も脊髄を手術して車椅子から杖での生活にようやく戻った経験があるので、彼女の努力次第では回復するかも知れない、と応援している。

 

ドロシィ殺し/作:小林泰三

表題について、読書メーターとかやってないので、ブログで感想を書くことにする。

 

「ええ!?あの有名な読書メーターをやってないの?」

うん、今まで必要がなかったからね。それに読書感想文を書くのが、僕は苦手なんだ。

「じゃあ、何が得意なの?…でもまあ、そこのところはいいや。それで、この本…ドロシィ殺し、だっけ?どんなお話なの?」

主人公はオズの魔法使いの世界に迷い込んでしまうんだ。ちなみに姿形は蜥蜴だよ。そしてブリキの樵やライオンや案山子と旅をする女の子、ドロシィに出会う。

「ふーん。オズの魔法使いってよく知らないんだけど、物語は面白そうだね!」

実際引き込まれるように面白いよ。オズの魔法使いは映画でも小説でも体験できるから、君も読んだ方がなお、面白いんじゃないかな。

「それで、ドロシィはなぜ殺されちゃうの?」

核心をついてくるね、蜥蜴のくせに。そこのところは秘密だ。

「まだ読んでないの?」

うるさい。読むたびに邪魔が入って読書を続けられない苦労なんか、君にはわからないだろうさ!

「うん、わからないけど、早く読んだほうがいいと思うよ」

君は時々痛いところをついてくるな。重々わかってるよ。けど、このお話はとても面白くって、まるでスルメみたいな味わいの物語なんだよ。

「スルメって海産物でしょ。海産物ってよく知らないけど。おいしいの?」

ああ美味しい。残念だね、君が味わえなくって。

「他に食べるものはいっぱいあるから、それ一つくらいは食べなくてもいいかな?」

お前それ言っちゃおしまいだろ!

取り敢えず読んだらまた教えてあげよう。この物語なら、君も読みたくなるような感想文を書ける気がするよ。

「本当?でもそれは作者さんに伝えるべきじゃないかな。僕みたいな蜥蜴じゃなくて」

そのとおりです。

死の思い出

これは心の傷なのか、それとも何も感じないだけなのかわからないので、ここに書いてみる。決して感動ポルノを狙ったわけではない。ただ、私の心に突き刺さった棘を覗いて見るような、つまらないことである。

 

私には、生後数日で死んだ弟がいた。

産院でミルク授乳後、喉につまらせて死んでしまったと母から聞いた。

家に連れ帰り家族が涙にくれる中、私だけは泣いていなかった。何だか本当の事とは思えなかったのだ。

横たわる弟。私だけガラスの向こうにいる感覚。悲しみと恐怖。いや、恐怖ではないかも知れない。説明し得ない感情。言い表せないそれを、咀嚼しようとあがいていた。でも涙は流れなかった。

私が泣いていないのを気づいた父親は、私を殴りつけた。

「お前は悲しくないのか!」

 

お父さん、俺は泣きたくても涙が出ないんだよ。どうしたらいいのか、自分でもわからないんだ。でも悲しいんだよ。本当なんだよ。

 

別に父に恨みはない。だが、心の棘は確実に父親が突き刺したものである。

ADHD

blog.lalamiamor.net

こちらの方のブログ記事読んでて、自分もそういうのあるのかな、それともこれは鬱だからかな?と悩んでみたり。

鬱発症してから、とにかく集中出来たり出来なかったりの波が大きい。忘れ物がないように時間をかけて用意するのだが、途中から他の事に注意が向いて忘れてしまう。物事を最後まで完結できない。増田読んでると、途中でイライラしてやめてしまうこともある。

発達障害なんて…と思っていたけれど、それも偏見に過ぎないのだなあ、と思わされた記事でした。

超音波洗浄機その後。

前の記事で購入した洗浄機が、ちょっとアレだったなあ、という事書きましたが。

手順の最適化と詳細化をする事で、かなり理想に近い洗浄環境が実現しました。

まず、メガネ洗浄剤のウォッシュを最低限の時間(私の洗剤は3分間)に設定し洗浄機の容器で行います。終わったらいったん容器から出し、極細の歯ブラシを洗剤水につけてレンズの表裏を撫でる、またネジの部分などをこするように清掃します。

その後超音波洗浄を行います。自動で洗浄は終了しますので、その後流水でメガネから洗剤、汚れなどを洗い流し、柔らかい布やメガネクリーナーで拭き上げれば完了です。ぱっと見だけでも洗剤だけ、洗浄機だけの汚れ落ちとは格段に違います。また洗浄機のパワー不足もこの方法なら補えると思います。

その上メガネシャンプーなどとは違い、汗やホコリがつきやすいフレームも洗浄できるのが超音波洗浄機の強みですね。せっかく買ったものが、無駄にならなかったのも、嬉しいところです。

 

あまりにきれいになるので、調子に乗って家中の予備メガネとか防水時計などを洗ってしまいました。もう洗うものがないと思うと、しょんぼりですw

情報ミーム認識災害

表題はSCP財団にちなむ。

メイン - SCP財団

 

これはホラー、SF系同人である人が立ち上げた、誰でも参加できる創作型都市伝説をまとめたものなのだが、とても興味深い成り立ちをしている。

SCPは固有名でなく、普通の人間が想像し得なかった怪奇(ここではそう呼ぶ)を確保(Secure)し、収容施設へ保存(Contain)し、保護(Protectという名の監禁)を行う、財団を名乗る集団である。

詳しく言えば謎の集団なので是非リンクを読んでいただきたいのだが、いろいろと人類存続のために事業を行っているようすである。

この基本ストーリーを読んだ時、二十年以上に友達と話した事を思い出していた。

 

彼と飲んで深夜タクシーに乗った時、こう言われた。

彼「クトゥルフって何らかの情報体を構成すんじゃない?」

俺「情報って…」

彼「信仰でもパソコンプログラムだって同じような捉え方するでしょ?邪神が狂気を呼ぶのはキチガイじみた情報を、無理やり脳にインプラントさせるからかもなあ、って考えてた」

俺「それな」

 

時は昔、まだ二十歳をいくらも過ぎていない頃のお話である。

副鼻腔炎

この病気とも長い付き合い(かれこれ三十年)になる病気だが、一般的にはあまり知られていないようで、なかなか侮れない病気である。

 

鼻には外鼻、鼻腔、副鼻腔と別れており、副鼻腔はだいたい目の後ろ側に位置する穴である。鼻水はここで生産されるが、風邪やインフルエンザなど高熱を発症する病気で炎症を起こすと、それが引き金になって雑菌が繁殖し不快な匂いと化学調味料をそのままなめたような味のサラサラした鼻水が流れ落ちる。

 

私の場合風邪で高熱を出した回復後、発症した。直後の症状として、まるで眼を後ろから押し付けられるような圧迫感と吐き気、微熱が続いた。

副鼻腔炎蓄膿症と同じく根治が難しい病気であり、しかも症状が軽快するとなかなか治療に専念できない。よって長きに渡り付き合うことになるのだ。

 

なぜこんな事を書いたかというと、副鼻腔炎は辛いからちゃんと治療したほうがいいよ!という事と、何か書かねばという強迫観念からです。

薬飲まなきゃ。(そんな事はTwitterで書け)