RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

クビが痛い

タイトルだけ読んで勘違いされないよう、まずはお願いします。
別にリストラされたのではなく、首の筋を違えただけだから!


昨晩blogを書いている途中「ビキッ」と首から音がした。
痛いのは痛いけれど、まだこんな酷くなるものとは予想すらしていなかった。
けっこう痛いな、くらいのもので首に冷シップして眠ったのだが、今朝は起きるのにまず七転八倒して起き上がった。
起き上がってみると、振り返れない。しゃがめない。下を見られない。
ちょっとすばやく動くと「ビキビキビキ」と痛みが走り、首が回らない。
いや、もともとクビは回らないのだが本物の首すら回らないとはどういうわけだ。

息も荒くワイシャツを着てネクタイを締め…ようとしたところで痛くてしょうがないので、だらしないが半締めにして家を出た。襟元からシップが覗いていようがなんだか不自然な格好で歩こうが仕方がない。
しかしこの時点でいつも乗る電車にはすでに間に合わない。走らなければ遅刻確定なのだが、走れない。マンションの階段を降りるだけでいつもの倍くらい時間がかかる。しかも足元を見られないことが相当こわい。
ヒイヒイ言いながらなんとか駅にたどり着き、電車に乗ってみたものの今度は振動が首を直撃してくる。これでもう「ヒイ!」とか言ってしまう。電車に乗り込むと、停車駅で乗客に遮二無二押され激痛が走ると「ヒイヒイ!」である。
圧力に抗しきれず吊革につかまっていたら前にいたオヤジが不思議そうな顔して私を見ているのに気が付いた。そうか、痛みに耐える私の表情がそんなにスバラシイか。
みてんじゃねーよ。

ダン・オバノン「リターン・オブ・ザ・リビングデッド」で主人公が毒ガスを吸い死後硬直で固まって痛がるシーンがある。体からバキバキと音がして実に痛そうだった。
通勤電車がまさに痛筋電車になったので家に帰ってとりあえず寝ていたら、そのシーンを思い出してしまった。いや、ほんとにあんな感じだったよ。

で、今は何とか起き上がれるようになったけれど、実はまだ首が固定されて一方向しか向かないような状態なのです。