RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

日記か雑談か読書

今回のタイトルは舞城王太郎インスパイヤです。

ネットっていやですね、すぐ流行に流される。自分も含めて。
もちろん流行は社会の顕現でもあるので、重要なものなんです。わかっているんです。
わかっているけど、いやだなぁ。流行を追う事が止められない。
流行は集団無意識みたいなもの、なんでしょうか。それってユングか、古いねどうも。
関係ないが萩原流行ってハギワラナガレと読むんですよ。(ほんとにかんけいない)

さて日記。
親しい方と書評ブログなどについて、楽しくお話している時、「読んだ本の粗筋は書かなくてはならん」と言うことを聞きました。
私はどっちかと言うと粗筋は書かない派なんですが、それでは単なる感想文である、読んでこうしたものだと、判らなければ買う決意の足しにもならんではないかと、言われまして。
確かに感想ではよほど感銘を受ける文章でないと、買ってみようかなという決意に寄与しません。
この本どうしようかなー、買おうかな、というフラついた気持ちの時、やはりそれを取捨選択できる指標が欲しいのは人の常。特に厚い本が多くなった昨今、買ってクダラナイ本だったりした日には、その分損も大きいような気がします。
それに、紹介しようとする本が面白いものだったのであれば、私ごときの文章でその面白さが伝わるわけもないのです。
粗筋読んで読んだ気になるな、実際に読めよと。逆に読んで損したと思う本であれば、こんな本読むと時間損するけど、それでも読む? と。
わざわざ、検索したりして感想を読みに来てくれた人にも役に立つだろう、そう言われれば確かにそのとおりです。
その意見になるほどと感服したので、私も次回からは粗筋を書く事にしました。あ、もちろんミステリとかSFで重要なネタは書きませんけど。
ですから、昨日書いた文章は一日にして粗筋を書かないダメな感想文になったわけですが仕方ありません。
これも定めとあきらめて、また一から精進します。
そんな感じ。

それでは今読んでる本、これから読む本。

「饗宴」 高橋昌男/大人の恋愛小説です。面白い。
六枚のとんかつ」 蘇部健一/ミステリらしいのですが…なんかよくわかりません。
ブラック・ラグーン 4巻」 広江礼威/以前感想書いたコミックの続き。ようやく出た…。
ユリイカ 11月号」 /文科系女子カタログの特集らしいが、いわゆる腐女子ってこと?
「魔法」 クリストファー・プリースト/10月から読んでまだ終わらない。
「回転扉」 半村良/大作以外が読みたかったんで購入。
「啓示空間」 アレステア・レナルズ/厚い! いいのかこんなに厚くて。読み終わりません。
魯庵の明治」 内田魯庵/明治期の批評家の文章はなかなか読みにくいです。
「女をめぐる断想」 吉行淳之介/なんと言うか、好きな作家。

読み終わった本。
空中庭園」 角田光代
とある魔術の禁書目録シリーズ」 鎌池和馬
「死体まわりのビジネス」 アラン・エミンズ
新撰組異聞 -暴流愚-」 芦田豊雄
「ハッピータイガー」 小林源文
「修羅鏡」 朝松健
レックス・ムンディ」 荒俣宏

とりあえず感想文にはこれくらいの在庫がある状態。もしかしたら、書き漏らしているかも知れない。
明日は何を書こうかな。