戦争は外交の失敗で行うものではない。坂本龍一ともあろう人がそこを見誤るのは、何か理由があってだろうか。実際は、戦争は外交の最後の手段なのだ。
北朝鮮のように威嚇するために、戦争手段をちらつかせるのが、カードとして正しいのだ。しかし日本の場合戦争をしない/出来ないと宣言した国はどうすべきか。
簡単である。攻撃したら反撃するよ、というハリネズミが針を逆立てた状態になって見せればよいのだ。
ハリネズミが逆立てた針が鋭いほど、それに触れるものはいなくなる。
日本はだから、十分な軍備と国防力をひけらかさなくてはならない。日本に手を出すと痛い目にあう、と認識させ続けばならないのだ。
イージス艦然りヘリ空母しかり、イージス・アショアであろうとも針の一本であることには変わりない。
それが外交というものだ。
坂本龍一のいう外交は、平和裏に世界が回っていることを前提としている。だが、世界は個人の集合、国家間にある軋轢が下敷きとしてある。
つまり、付き合う気がない奴らには、それは無駄なのだ。
さて、冒頭に上げたスクショで読めると思うが、ツイ主のにゃん吉氏は二つの誤謬を犯している。高額ポンコツ兵器を買う必要はないというところだ。
まず購入品は防衛大網によって年度購入時期が決められているので、安倍政権は今のところ決定に関与したことはないこと。また同じく大網で購入した兵器に欠陥があれば、それは納入業者に返送され、まともに動く製品と取り替える義務がある。
この二つを正さない限り、にゃん吉氏は恥をかき続けるだろう。
ああいやだいやだ。
表現の不自由展、役所が弱腰でクレームにあって閉鎖されたとのことだが、表現の自由といえば何でも許されるわけではない、という事を肝に銘じて欲しいものである。
その上でこの決意は緩まない、というのであれば展示すればよろしい。ただし、あなた方に展示する権利があるように、それについて批判すること、不調法だが抗議する自由を守る義務が、市当局や運営委員会にもかかってくる。クレーム入れた馬鹿はそれらの義務と権利を勘案して、クレームを入れるべきなのだ。ましてやインターネットで踊り狂って電話したら無名の一市民です、などというのは通じない。本名を名乗り、手続きに従ってこの展示が不確定な理由を話さねばならない。
それが出来ないなら、クレームを入れる事が出来ないとするべきだ。
また、クレーム入れられた市当局はそれらを従わせる義務がある。ここで弱腰になられては表現の自由を本当に失いかねない。
嫌いなものも好きなものも、平等に展示するのが表現の自由ではないだろうか。
あ、でも慰安婦像はあれ芸術じゃないから。私はそう認識しています。