RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

何かから逃げて(疎開して)来た土地。
寂れているが、平屋の大きな家。私は見知らぬ人々と一緒に、彼女と住んでいる。
その前にはなぜか大きな公民館のような建物。
緊張がようやく解けた雰囲気で、人々の表情は明るい。天気も晴れている。
公民館にはなぜかストリップショウがかかるという。彼女とそれを見に行こうと話しているが、
私は何かに手間取り、彼女だけが先に公民館に行ってしまう。


ようやく終わらせ、あせって公民館に行こうとすると玄関の引き戸をを開けて死人が入り込んでくる。
外には死者の群れ。
私は逃げ出す事も出来ず、室内に助けを求めるがオロオロとする人々は助けてくれない。
玄関の土間に倒れて固く目をつぶり死んだ振りで切り抜けようとするが、死者は腐った体を押し付けて私を確かめる。
耳元に迫る腐臭とおぞましい感触に、体を震わせないよう必死でこらえるが吐き気だけは我慢できない。
知らないうちに口を開け、気味悪さにあふれる唾液を静かに吐き出そうと懸命になる。


目が覚めると朝五時で、ほんとに口にたまったつばを吐き出していた。