RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

ムーアの法則はいつまで適用できるか

ja.wikipedia.org

 

このブログをお読みの読者兄姉におかれては、今更何を、と言われそうだが、コンピュータ、特に心臓部であるプロセッサの進歩速度はいかのようになります。

 

集積回路上のトランジスタ数は「18か月(=1.5年)ごとに倍になる」というものである。」

 

噛み砕かなくてもウィキペディアを読んでもらえばわかると思うが、コンピュータ、とくにCPUの成長速度は目覚ましく、2年後には2.52倍、5年後には10.08倍、7年後には25.4倍、10年後には101.6倍、15年後には1024.0倍、20年後には10321.3倍ということになる。

ちょっと想像できないが、卑近な例をつかえば、使用者が命令を与えた数秒のうちに答えは存在する、ということができる。

 

昔、1990年代ではコンピュータを起動して使い物になるのは、お茶をちょっと一杯飲んでからという程度の速度だった。今はSSDのような高速デバイスが普及したので、お茶を用意するまでの間に起動して命令を待つまでに成長している。そのため、使用者はパソコンに追い回されている気がする。

CPUの能力はよほどディープな作業に使われるかで変化する。

それに対して使用者が求めるのは、キビキビとした動作である。これを求めるとSSDのような高速デバイスにたどり着く。特に私のような限定的な使い方をする者にとってはそうだ。

パソコンを点けてコーヒーを用意してテーブルに座る、その時にはもう動作を指示できる。これくらいが私の使い方なのだろう。SSD爆速だけど、今のメインマシンには要らないかな、とも思う。とかいって、古いパソコンだから、その底上げにSSDは使っているんだけど。

言えるのは、一昔のパソコンを再生するのに、SSDは強みを発する。パソコンは使用者の足を引っ張らない事が大事だ。HDDの遅さは確実に足を引っ張る。

 

ムーアの法則は未だに効力を発している。

これはいつまで続くのか。製作者は設計者、生産ラインが音を上げるまで、これは続くだろう。