この文章は嘘ではない、という文は嘘だ。
こういう自己否定文が好きだ。
私はいい意味で正直でありたいし、誰に対しても誠実でありたい。
しかしそれを実行するには悪しき正直さが必要だ。
まったくそれを隠しおおせれば誰も傷つかないのだから、正直さとはすなわち善意、相手を思いやる気持ちがなければ相手を傷つけてしまう。
だが悪しき正直さは相手を傷つけないために使用されるが、その正直さが露見したら善意も悪意となり、大きく相手を傷つけるだろう。
この文章は正直さを書いているが正直に書いているとは限らない。真か偽か。