火星を舞台にした映画では、火星の人がイチオシなのだが、これも火星遭難ものとしては面白い方にはいるかと思う。
とにかく希望→絶望の波がすごい。これではどうだ、ダメかの繰り返しの波が大きくてちょっと疲れてしまう。火星で酸素を作るのはもっとも可能性が高い藻の繁茂が成功していて、見渡す限り藻の緑の草原はいいんだが、正体不明の昆虫と思われる生物は襲いかかってくるしちょっとコレは、と思わせる部分もある。
それにAIのロボットがなんか知らんけど着陸機に積んであって襲ってくるし、アクションシーンも満載(良くない)
火星の人でマット・デイモンの見せ場であった宇宙船帰還シーンを思わせる終盤はそれなりで、少しカタルシスが足りないな、と思うことしきり。まあ見て損はないと思う。
ほしみっつです。