RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

ジモティーを利用した素晴らしいお買い物

メルカリとかジモティーを眺めるのが好きだ。

買いはしないのだが、いくらなんでもこれにその値付けはしないだろう、と言う品物などがいろいろ雑多に並んでいるのを、眺めるのが好きだ。以前はオークションサイトがそういう対象だった。

メルカリでかなりしっかりしたパソコンデスクを300円で購入して以来、また色々と眺めているようになった。これは送料が2000円越えたのでもう何か値段の感覚が無くなってしまったせいでもある。

そして今回ちょっと気になっていたUSBファンを見つけてしまったのである。

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二重反転ファンの珍しいUSBファン

今まで、サブマシンの空調と冷却に、据え置き型のUSBファンを使っていたのだが、何というか趣味に合わず、しかも給排気がうまくなくて、なかなかケース内温度、特にCPUの温度が下がらなかった。そのため給排気に優れるダクト形のファンを作りたいなと思っていた。

それにはもともとのUSBファンの形状が重要なのだが、このドラム型を見つけて、即決した。ドラム型USBファンというのも珍しいが、これから暑くなる季節に備えて、常時稼働のサブマシンを冷却するため、熱くなったケース内の空気を吸い出す形に加工するのが容易そうだったのと、価格300円というところに惹かれて、喜んで購入することにした。

ところが、画像だけだとよくわからなかったが現物を見て驚いた。これファンが2つ入っていて、二重反転しているのである。こんな扇風機見たことない!

二重反転なんて、ヘリコプターでもかなりマイナーだぞ。それをUSBファンに、よく採用したものだ。

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二重反転ロータを備えたカモフ型ヘリコプター

そんなわけで、またもや100円ショップで、この扇風機にあった材料を買い、工作すること1時間。思い通りのダクト型換気扇を作れた。

これは自分でもスゴイな、と思わせるもので、USBファンに合わせたダクトを作る材料も、ピタリピタリとパズルを組み上げていくようにあつまった。

現物合わせで工作するからには、何か不都合が出てもおかしくないのだが、そういう事はまったくなく、あれよあれよという間に出来上がってしまった。もちろん外装はハリウッド映画でもお馴染み、銀色のアルミダクトテープである。

サブマシンに設置してみると、ケース内の温度は急上昇を止め、63度でとどまっている。前の据え置きファンの時にはちょっと部屋が温かいと69度を超えることもザラだったので、これはダクトとファンの効果抜群、というところだ。

そんなわけで今サブマシンの排気口には、銀色の煙突がそびえ立ち、その上でファンが静かに唸っているのである。