RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

現代にMS-DOSの精神は生き残れるか

まず結論を言おう。

そりゃ無理だ。

だってさ、プラットフォームが違いすぎるもの。私は現状Windows10しか使っていない。他のOS混ぜるとシステムが不安定になるからだ。

それに今どきXPでもあるまい。8.1や7などもそうだ。

確かにXPには良いところもあった。すごく使いやすかったことを覚えている。だが、Windows10はそれらを無関心にさせるほど使いやすい。生々流転とはこのことか。

あ、ちがいますね、そうですね。

 

だが私は今困難に直面している。メインメモリが2GBしかないWindows10パソコンが、あなたには想像できるだろうか。

そう、このブログにも度々書いたことのあるキーボードPCである。

ストレージは32GBしかないし、もう本当にどうするんだこれ、と思って2019年10月に故障した時には捨ててやろうか、と思ったものだが。

なんというか動くのに捨てられない、貧乏性がうずいて、長らくお蔵入りしていたのだが、サブマシンが内容を更新したのに合わせて、また使うことにした。

マルチタスクではなくシングルタスクコンピュータのような感じで使えば、どうにかなるかも知れないと思ったせいである。というか私が24時間させているサブパソコンから機能を移乗してしまえばいいと悟ったわけである。

基本は家庭で扱い、主な業務はジュークボックス。取り込んだMP3を次々に流すことだけ。メインマシンが動いている時にはスタンバイしておく。サブマシンはBOINC用のマシンになる。

キーボードPCは電源入れっぱなしでも低電圧なので使用電力は低いし、HDDなどもない。24時間使うことを考えれば、これはかなり有望なのだ。

外で使う予定の場合、バッテリ、マウス、携帯用8インチモニターなど周辺機器を含めて移動する。このパソコンがコンパクトで軽いから出来る事だ。フル装備でも5キロくらいではないだろうか。重さで言えばモバイルバッテリの方がズッシリと重い。

そんなわけで勇み足でノートパソコンを買おうとしたのを思いとどまってよかったなあ、と思う冬の夜なのだ。

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MS-DOSの香り漂う画面。気に入っている。

ちなみにこの画面は、めもりーくりーなーというとても優れたメモリ管理ソフトなのである。このソフトにはWindows98の頃からずっとお世話になっている。windowsでできることがまだまだ少ない頃からの付き合いだ。

基本単位がMBなので、読み方を言えばメモリは937MB、スワップサイズは877MBとなる。ちょっと古いので表示が現代主流のGBではなくMBだというのも、往時を知るものとしてちょっとなつかしい。いや、使いにくいんだけどね。