RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今月のユニークアスセスの話。

今月のユニークアクセスです! 先週あたりに、今月もユニークアスセスが100行けばいいなあ、などと書いたんだが、待望のアクセス数100を超えました!月末を睨んで、この数字。ありがたいことであります。 まあお礼も兼ねて短歌を書きたいところなのですが、…

日常詠-秋の深まる一言を-

朧月夜をひとり聞く 未だ笑みはうかばぬが こころ静かなり :なんとも言えないのですが、静かにいられたらいいのにな、と思うのです。 すべらかに肌なじみするクリームを 塗ってよかった風呂上がりには :まあそれだけなんですが。入浴後のニベアがこんなに…

日常詠‐夕日受ける筋雲に想う‐

夕日受け伸びる筋雲霞む縁 あの上までも飛んでいけたら :そんなことを望む日もありますよね。 七時すぎ願い虚しく走り出すTOKYOの夜きみを探して :ピチカートファイブの名曲を聴いていると、やるせない思いがつのります。あれもそれも、彼女も彼女も彼女も…

日常詠‐明日の存在を疑う望みはありや‐

君と彼成分組成は同じだが 大谷の偉業はやれない事ぞ :エックスで「お前も大谷と成分同じだけど、あんな事できねえじゃねえかw」と煽られている人がいて面白かったので、書いてみたけど、そのまま過ぎて面白くない。 明日には望み叶うと思っても 信じられ…

日常詠-静かな晩秋の雨と街の灯り-

哀れなり知能ある蛸の寿命は短くてそっと指に触れゆく :個々蛸は道具を使うほど知能が高いのですが、種族として文明を築くには如何せん寿命が短いそうです。残念ですね。また、水槽に手をいれると甘えるように触れてくるほど人馴れするとか。そんなことを思…

日常詠‐言葉を失ったキーボード‐

テレビでは今季一番冷えた朝と声を発さず伝える夜明け :12月並みの冷え込みだったとキャスターが言っている。声は聞こえないけど。 暖かき晴れたる青空日の差して無声のままに悲鳴を上げる :恐ろしい夢。暖かく日の差している窓を見れば、そこには歩く植…

どんどん書けるぞ!やった!の話。

ジャンクパソコンを再生してなんとか元通りに動かすことに成功してから、2日が経った。すごい、キーボードを叩くことがこんなに楽しいなんて。 とにかく滑るようにキーが打てる、頭で考えることがまるでそのままキーを打ち、画面に展開される。打ち間違いさ…

日常詠-甦りしわが腕に-

我が望み産み落としたる機械の死 再度我が手で甦らせんと :壊れて放置していたパソコンを、今一度甦らせんと発起して直してみました。なんとか動くようになりました!フランケンシュタイン博士とモンスターみたいだ。 パソコンをよみがえらせて短歌詠む な…

日常詠-明日は知らずに-

人は皆誰かのためならがんばれる 自分を助ける事はできずも :助けてくれる手を払い除けてはいけない。(戒め) 手渡され感謝しながら菓子食べる 嬉し悲しと心暮れゆく :パソコンの不具合を直したらお菓子をもらいました。ありがたいんですが、なんだか立ち位…

日常詠-特に何もない日-

秋風の吹いて生け垣揺らす路地 時に寂しく夕日が照らす :そんな感じです。 何願うきみが私を呼ぶ声は なんでそんなに見て欲しいのか :返歌「あぁ 僕はママが喜ぶと思ったんだ わぁって言うかなと思ったんだ」

日常詠-雨雲は静かに-

曇天の夜半過ぎまで霧雨に 街灯けぶる切なく濡れて :昨日は霧雨が街灯へ降りかかって寂しげに見えました。 車椅子を両手漕いでは思い知る人体の半分は足だ :私は下肢麻痺を患っているのですが、一番のお荷物にも、大切な歩行器であるとも感じます。足が浮…

日常詠-晩秋に想う-

目を閉じた胎児のように丸まりて意識の闇に願いしは我 :意識は晴明と混濁に別れ、また混濁は無意識と無恣意になります。胎児のように眠るとき、人は何を選び何を願うのか。 短歌詠み出来の悪さを自嘲するエアポケットへ落ちて行くのか :短歌うまくなりてぇ…

日常詠-去り行くひとは-

さらばとも言わず去り行く人の事 どんな人かも思い出せずに :特に殊更忘れたい訳じゃないけど、思い出せない人はいます。 彼の人の住みし部屋には何もなく ただ暗がりの淀みばかりが :部屋は片付けられて、もう人の痕跡は暗がりばかりでした。 無精の髭を…

中村さんがいなくなる。

私の居る居留施設は、高齢者向けと障がい者施設を兼任しているものである。デイサービスなどもあるので、どちらかというと高齢者をメインとしているようだ。その中で、中村さんは障がい者枠で居留している人だった。 おおむね左半身不随で、左足は膝から下が…

日常詠-バナナの詠みし-

沈思せり短歌(うた)を詠めずに苛立ちて 黙考既に惑いし深夜 :沈思黙考がいけないんです。リズムも口当たりもいい短歌がよい短歌なんです。 バナナにも俳句詠ませて見ようとて 原子崩壊検知してみる :バナナに含まれるカリウム40のベータ崩壊はとても頻繁に…

日常詠-雷轟く-

夕刻の雲はかみなり呼んでいる 無くした夢を思い出したか :雨がいろいろな事を思い出させます。嫌なことも好きであったことも。 篠突きし雨は窓辺を打ち叩き 濡らして煙る街の果てさえ :雨は詩情を膨らませますね。窓を濡らすほど降りつける雨は、何を表す…