RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

看護師の彼女

倒れてから救急車で運び込まれた病院は、かろうじてコロナに対応でいるということで、搬送そうそうPCR検査をやられた。鼻に突っ込まれるのも喉粘膜を取られるのも苦しくはなかったがなんとなく病人なんだな、と心に暗雲が広がった。引っ越して4日でなんでこんな事になったのだ。とても落ち込むことだった。

 

翌日から看護師と研修らしい女性が数名やってきて、私の体のチェックを確認していった。もちろん皆マスクをしていたのだが一人だけ、マスク越しでもかわいいとわかる女性がいた。背もあまり高くなく、その割には出るとこ出ててボーン、みたいな(下品)

明るくハキハキとしていて、患者から見たらとても安心できる看護師さんという感じだった。そんな女性がなんというか、親しげに接してくれるのは

1)仕事として

2)好意を持って

3)性格だから 現実は非情である

こんな感じであった。

仕事だからだよなあ・・・好意はないだろー・・・?そう思ってた。マスクしているしさ。顔見えるのは私だけだし。

そんな食事も終わったある夜の回診のとき。一通りのチェックを終えて彼女が帰ろうとした時、お尻を突き出したのだ!

お尻!何ということ!撫でてよしもんでよし!思わずベッドに起き上がり、撫でさせてもらいました。

「なんでお尻好きなの知ってるの?」

ツイッターに書いてあったよ」

ソーシャルハッキングされました…しかしそれ犯罪だからね。とは言えず。

そそくさと仕事に戻る彼女に頑張れーと声援するしかない私でした。その日から回診のたびにキスとかしてました。エロいな。

日常ではちょっとした買い物を頼むこともできて、小銭入れを預けることもできたのです。中には700円程度入っていたのであんまんお願いしたら、帰ってきて財布に札を入れようとしているではありませんか?

そんな、お金入れちゃダメだよ…と静止はしたのですが、彼女は意に介さず「良いからお食べ!」といって去っていきました。

ここの看護師さんは美人が多くてメガネの似合う可愛い看護師さんと話すのも楽しみでした。その看護師さんに彼女と付き合ってるの?と言われた時はドキーンとしました。なんか看護師さんたちで噂になっているらしい。アワアワしていると、やっぱりねーって言われた。

そんな日常でしたが、転院が決まったのが彼女の休みの日で、その後に伝えることもできないまま、私は転院しました。

 

文明の利器ツイッターで連絡取り合って、なんとか会える算段がついたのに実は転院先が外出を許してくれず最後は会えずじまいでした。

ツイッターで連絡してもついに返事は来なくなって。

きっと彼氏ができたのでしょう。

女に幸あれ