RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

病院徒然

2016年までの国定難病を患う前は、比較的楽しい生活を過ごしていたのだけど、倒れてからは一変、自分で起きることもままならない状態になった。最初の病院は新都市脳外科というところで、後縦靭帯骨化症手術ではかなり有名な病院であった。実は入院までに数回来院しているのだが、そんな有名な病院でも、MRIを使わないと判断がつかないのだった。MRI診断で後縦靱帯骨化症と診断され、即入院したが倒れたときに首を強打していたので、それがおさまってからという診断だった。

一週間ほど予備入院してから手術したのだが、この辺は昔書いたことがあるので割愛。まあこの辺は今となってはどうでもいいのだが、そのときの彼女は見舞いに来なかった。このときの私の態度もあるが、慚愧に堪えない。

 

それから数年後、2018年引っ越しをしているときにまた倒れた。ここで3日だか4日身動きできず、救急車を呼ぶことすら回復するまでできなかった。いろいろな人に迷惑をかけて、ようやく救急病院に搬送され、病状回復の2020年まで入院することになった。

ここでかわいらしい看護師さんと出会うことになるのだが、この病院美人が多かった。あの子と出会わなければこの子もいいな、みたいな気分はドン・ファンであった。(笑)

しかしすぐに他の病院へ転院。長居のできない救急病院なので仕方なかったのだ。なんとか時間を作って病院外で彼女と過ごそうとしたが、外出届が出ていない、認められないので、強制退院になるぞと脅かされた。それは困るので、泣く泣く彼女とのデートは流れた。

 

そして去年。老人ホームに入ることになった私が、いる。最初は憤懣やる方なく、そして諦め、今は無感情だ。

なんだろう、つまらないのだ。

本当に楽しいときは過去にしかないのだろうか。今の彼女と楽しく過ごせない。デートもままならなず、メールでやり取りするくらいしかできない。ああ、悲しかるべし。