唐突にシモの話になってしまうのだが。
世の中は広いもので、首を絞める、つまり低酸素状態になってマスターベーションをする人がいる。首を絞めて意識混濁すると快感が増幅するという性癖なのだそうだ。そういう人は大抵さらに酒を飲んで意識を朦朧とさせることが多いという。
酒が先か首吊りが先かは議論のあるところだろうが、私はXJapanのギタリストのHIDEはこれを常習的にやっていたのではないかな、と思う。タイかどこかでアメリカ人の俳優がこれと全く同じ状態で発見されているのだ。
HIDEの場合は、自死でなければ不審死として調査せねばならない、と警察から言われて自殺とした、ということなのだが。ドアノブにタオルを掛けて首を吊る、など誰が納得するだろうか。この事件を知ったときには、ああ、これはやったな、と思ったものである。
とまあ、こんな事は義経公の「さしたる用もなかりせば、これにて御免」みたいな感じで、思い出したので書いてみたが、あまり書き出しとしては、上手くないなあ。
なぜ頸かというと、またもや病気の話なのである。
私は頻繁に、手術後の後遺症で頸の手術痕から背中一面が強張ってつらい、という状態になるのである。これはなってみないとわからないことなので、伝わらないだろうな…よし、細かくは書かない。
で、これを回避するとなると、痛み止めを飲んで葛根湯を飲んで体を温めて、といくつもの手段を講じなければならない。強張ると肩も凝るし背も伸ばせないし、伸びをするにも苦しい状態になる。
取り敢えず冬場はマフラーが欠かせない。夏場は頸にタオルでもかけておけばいいかと言うと、そうでもない。巻きつけておかないと効果がないのだ。しかもクーラーで頸を冷やされると強張るというのが、なんともはや。
今頃にはさすがにマフラー巻いてると、ちょっと暑い。なかなか良いものを持っていないし、買うにしても選びに行くのが大変だ。ん、いちいちうるせえなコイツ<自分に向かって。
そして思い出したのが、先ごろの夏、暑いねえと言った一言で、母親がこれにて保冷剤を巻き、頸に当てるが良い、などと言いつつ100円ショップでなんかメッシュ地のハンカチなんだか、タオルなんだかわからないものを買ってきていたのだ。
あー冷やしたらそれはそれで問題なんだよ?買ってくれるなら、必要だというものだけにしてほしいんだよ?と言いたかったが、そこで言うとケンカになるので、はいはいといって受け取ったままの奴が!
メッシュ地だから汗も乾きやすいし、空気も通るので夏場にはもってこいだ!保冷剤は巻かないけどね。
そんなわけで、今年の夏はこれを首に巻いて過ごそう。