何につけ腹立たしいことは種々あるものだが。
私の小規模な生活であっても、こまごました苛立ちはある。自身を見れば、歩くことに不自由なことや前方性健忘みたいなもの、いつまでも足らない物や事に不満がたまる。自分のせいではない、あいつのせいだと心のなかで指弾する根性の悪さもそうだ。
対して自分以外だと、何も事前通告なく人の財布をかき回す施設の長、人を監視するような職員たち、私の要求を言下に否定する金に汚い、プライバシーの欠片もないこの施設。住んでいる老人たちは意固地で意地が悪くわがままで自分勝手だ。
だから私はここで、誰に笑顔でいても心を開きたくない。早く自主独立の一人になりたい。一人で生活できるのか、心配はあるがそれでもなお、ここを出て行きたい。
あー。つらいわ。
そんな感じです。