RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

まさに生きるということは

ここのところの天候不順で、たいそう気分が悪い。

心気症である鬱は、天気が晴れただの小雨が降っただの、ちょっとしたことですぐ体調に影響する。暑い寒いは言うに及ばない。

誰に言えるわけでもないので、こうしてブログに書いたり、Twitterで心情を吐露してまぎらわしたりするのだが、そういうのを言葉にまとめて短歌に出来たらもう少しは取り返したことになるのだろうか。

 

さて、今日は久しぶりに100円ショップへ行った。必要なものを買うためではあるのだが、本当に切羽詰まらないと行けなくなってしまった。この身体は本当に耐久力がなくて困る。

取り敢えず耐久年数を越えて運用していた洗い上げかごが壊れて、食器を洗い上げるのが困難になってしまったので、買いに行ったのだが、これが大きい。いや、健常者が持つには大したことはないのだが、私が持って歩くのはかなり気をつけないといけない大きさである。

その他のちょっとしたものは背負ったデイパックに入れられるのだが、これはかなり厳しい。いや、だめだ。入れようとしたら壊してしまう。

そんなわけでかごだけビニール袋に入れてタクシーで帰宅となった。まあもともとそのつもりで買い物に出かけたのだから、それは言うに及ばないのだが。

出かけている時間としてはたかだか3時間に満たないのだが、汗だくになり杖をついて歩いていると、どんどん鬱の感情がひどくなるのがわかる。

どうしてエスカレーターに乗るための準備をせずに乗ったのか。杖を落とすから後ろから来た人に拾わせてしまったではないか。なぜ店内で足元に水が垂れているのに気づかず滑ってしまったのか。もう少しで転ぶところだったのだぞ。店内と言えど滑る要因はいくらでもあるのに何を見ている。

そんな事を考え出してぐるぐると思考がうずまき、だんだん息が苦しくなる。

今日は通販で買った降ろし立ての靴で気分をもり立て、好きな百均巡りが出来ることを喜びとして、できるだけ嫌なことを考えないようにして買い物に出かけたのに。外食でもして気持ちを立て直そうとしたのに。

何も効果がなかった。出掛けに抗精神薬を飲んだにもかかわらず、だ。

どうすればこの息苦しさから逃れられるのか。転ぶことを恐れて足を踏み出すことも出来ないのに。

 

生きるという思いは、人生にとって重しでしかない。まさに。