RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

15時17分、パリ行き(字幕版)

アマプラにあったので、何の気無しに見ていたら監督がクリント・イーストウッドだった。イスラーム過激派がフランスの高速鉄道TGV占拠しようとするのを三人の若者がなんとか防ぐという骨子なのだが。

イーストウッド作品としては「ミリオンダラー・ベイビー」を見たことしかないんだけど、カメラワークとかシーンごとのエフェクト、わかりやすいようで、理解しにくい。いや、わかりにくいのは自分の解像度で、クリント・イーストウッドは監督としてはわかりやすいのかもしれない。事実「ミリオンダラー・ベイビー」を前の彼女と観に行ったときには、たしかに悲しいシーンなんだけど、そこまで泣くかな、というほど彼女は感極まっていた。

まあ、そのへんはどうでも良くて。日常に突然起こるアクシデントに、人はどう対応するだろうかというような、知るべきを知った人はどう行動するだろうか、というようなことが描かれている。

 

その表現としてはわかりやすい。先般のごとしだ。主人公の一人は米軍の訓練に落ちこぼれ続けてしまって失意の若者を前半の主人公に、中盤で友達が彼を慰めようと旅行に連れ脱しての観光ドラマ、終盤のサスペンスフル、そしてアクション(中身は薄い)

イスラーム過激派を制圧した彼らは勲章を与えられる。そして実行したという高揚感。

観て損はないが得でもないなあ、というのが感想。

 

ほしみっつです。