2024-07-31 日常詠-八月をみる- 短歌 破長 陽射し避け今日も暑いと真夏日の 温度計見て恨めしげにいう 蝉の声降る木漏れ日のその真上誰容赦なく太陽は照り 足元は溶け崩れたるアスファルト 踏む足裏に熱の伝わる ジッポーを鳴らし紫煙の壁を張る 熱中症を恐れじと言う 夕立に窓叩かれて覗きこむ 雨音はただ町を濡らして