”愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことはその次によい”
ウイリアム・メイクピース・サッカレー 作家 1811-1863
http://homepage1.nifty.com/ta/sft/thacker.htm
この言葉、嫌いなんである。
サッカレーは虚栄の市とか読んだかな、くらいであまりなじみがない。
言葉の方は美しい事もあり、よくネットで見かける。
ともするとこれを人に送る奴までいる。
そんな奴には意地悪げな表情でそうですか良いんですか、と聞き返したくなる。
送別の詩じゃないのである。
愛する者を失う事が、それほどの事であるのかを考えれば、容易に受け入れられない事はよく分かっている言葉だと思う。
誰しもそんなに悟っていられないから出た慰めの言葉だとわかっているが、それでもなお、この言葉は受け入れたくないのだ。
その点では愚かでもよいと思っている。
けれど、ああ勉強しなきゃ。賞賛するだけではなくて。
”悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する”
フランシス=ベーコン 哲学者・神学者 1561〜1626