電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのもすべて、わたしのせいなんです。
しかし、そんな事は世間にはどうでもいい事だ。
だからこそ、地球はこの瞬間にも以前と変わらぬスピードで回り続けている。
下らぬことは延々と。
愚かしい事もまた、繰り返される円舞曲。
本当に、ああ本当に。
そんな事を考えていると、火浦功の「お前が悪い!」とか、思い出してしまうのだった。
日記とか書くのがいやなのは、日々馬鹿馬鹿しい事で時間が過ぎていくため。
人の日記を読むのも、あまり好きじゃない。
山田風太郎とか、海野十三、山田荷風、頭の良い人たちの日記が読みたい。
馬鹿って、嫌ですね。