RE:あらかじめ失われた日記

珈琲や紅茶が好きなおっさんです。でも別に銘柄にはこだわりません、日東紅茶とネスレのポーションで十分。

二重反転プロペラにかっこよさとかわいさを感じるんです

でもこの感覚というのは、余人には感じられぬかなりニッチな感覚のようで。

先日書いたパソコンの冷却の話とか、誰も読んでくれなかったらしく。アクセス数0ですがな。冷却器が世間でも珍しい、とかダクトを作成するのはハリウッド映画の特産品であるダクトテープだ、とか。それが当たり前、という人はオデッセイ見てからワールドウォーZ 見てこようね。

ともあれ、そういったなにがしかに、まあある種のあこがれを抱いているということだけは言い続けて行きたいと思います。

しかしUSB扇風機に、二重反転フィンを使おうと考えたエンジニアの人はよく上司からOK出たよね。プレゼンがんばったんだろうな。そして今私の手に有るということが、奇跡。いやそうでもないか。

 

90年代中盤に入ってから、始めたパソコン趣味なんだけれど、すでにメインストリームよりはセカンド、サードパーティに心が動く様になっていて、CPUはAMDK6-iiiが大好きだった。けれどk6-iiの方が普通に使う分には速いということがわかって、膝から崩れ落ちたりしていた。

その頃はまだ9821も並行して遊んでおり、そんなこんなで宅内LANは結構昔からやっていた。

ちょうどその頃インテル486ピン互換のCPUをサイリクスというサードパーティが出していて、これが9821に載るので、これも名前が気に入って換装して悦に入っていたりした。また9821でゲームとかCG見るとかの用途で、IOデータのGA-1024Aを二枚買う、とかしてたのを思い出す。

いやあなかなかパソコンオタクである。これ今考えるとすごくニッチでほんとにオレは端っこ趣味なのだな、と笑ってしまう。あの頃はISDNは必須、テレホタイムは夫婦で机並べて草の根通信だったりしたものだ。

そしてダクト式冷却塔。これにこだわるのは、九十年代なかばに自作を始めてからのことです。あの頃は排熱のすごいCPUとか、ちょっと凝ったPCケースだけどパソコン内部のパーツを冷やす給排気に無頓着な、いわゆる窒息ケースばかりで、インテル勢もAMDその他大勢とで、色々競い合っていたものです。

まだ水冷とか一般的ではなく、アキバPCホットラインの改造バカ一代の人が、単なる冷却なら冷蔵庫に入れたらよくね?とか試したら、冷蔵庫が溶けた、という記事を見て笑った覚えがあります。確かアメリカの大学生が、液化窒素の入れ物に入れて強制冷却した事などが報道されていたような気がする。

で、話を戻すと如何に窒息ケースを冷やすか、というのが自作界のスローガンみたいになってた覚えがあります。

 

で、仲間内とかで自作やってる人は前面吸気と背面排気ファンを大口径にして力任せにやっていたのだけど、これがうるさくて。ファンコンが必須だったなあ。

私はスポット冷却というのにハマって、ケース内にダクトを這わせてCPU直接冷却というのを日々試していましたが、これもねえ、あんまり効果なくてねえ。

最終的にエアコンで部屋を冷やした方がパソコンもよほど冷える、という解が示されまして。

ああ、思い出すとあの頃の熱意が懐かしいなあ。今はいい時代になったよ。