2024-06-09 胸掻きむしる 短歌 破長 蜻蛉の羽を掴む愚行とは 友に別れを告げることかと 衝動の殺意にも似た執着が 海辺に流れつく午後八時 彼の人も時おりは我思い出すと 願いにも似た思いを馳せる