ずっと離れている母親が、今日会いに来てくれた。
いろいろ雑多な配事があり、相談というか愚痴話をしたいという。まあ何にせよ頼まれてもできないので、聞くだけは聞くよ、というスタンスで会った。溜まった鬱憤を聞いたのだが、話すうちに心が楽になったのか少しの顔の険が取れたようで、その点は良かったように思う。
手土産にカップラーメンやら好物のバタピー、サラミソーセージなどを差し入れてもらい、有り難くいただく。この老人ホーム、ほんとに制限強くて自由に買い物もできない。カップラーメン食べたくても買う手段がないのだ。通販で買うのも制限されている。自由になるお金を持つ事すらできない。何しろ預金通帳とカードを預ける決まりになっているのだ。
親というのは、本当に有難いものだと思った日であった。