2024-06-21 空腹は疼痛のように感じられ 短歌 破長 雨の朝空を切り取る水溜まり 時は過ぎ行く人も去りゆく 我が耳に蝉住み込んでいるような 憂いささやく高く低くと 空腹は疼痛に似ると思わるる 慣れる事など出来もしないと 窓叩く雨の音すら楽しげに 予行演習夏の訪れ