ｂｙトネガワ（賭博黙示録カイジ）
このトネガワというのは皆さんご存知でしょうね。賭博漫画のキャラクターですが、この持論を展開するにあたって最適なキャラクターだったと思うのですね。
彼の言う通りこの世の中、金に変換できない事は殆どありません。というか、経済活動が人類に行き渡った時点で、変換できないものがなくなってしまった、というべきでしょうか。
地球より命は重い、とか言う言葉をテレビなどで言う人をみると、ニヤッと笑ってしまいます。その主義主張、あまりにも浅い。だって、お金に変換できる（生命保険などに換算できる）時点で、命はお金より軽いのですから。
時間は、無駄な労働や怠惰な浪費で使ってしまったら取り返しがつきませんが、実はこれもお金で補填できる以上お金より軽い。無駄な時間はお金で雇った人間や、技術で取り戻せます。端的にいうと、皿洗いするのではなく食洗機に任せれば、その時間を取り返した事になるのです。
2018.sept.18追記（やばい記事が混じってしまった）
それにしても、ヒューマニズムは、いつからこんな安っぽい言葉に堕してしまったのでしょうか。現実を見据えるのが主張ではなかったのでしょうか。
それとも、最初から胡散臭かったヒューマニズムのメッキが剥がれて来たのでしょうか。
疑問はつきません。
ともあれ、金は人生や思想を左右する。時として金はすべてを凌駕する。これは真実だと思います。愛だの夢だの、そのすべて金があれば解決できます。
大きく言えば、経済活動が停滞したら、社会が死ぬ。金のめぐりが悪い社会は滅亡する。そういうことだと思います。個人も同じ論理で説明できるところが、この理論のマクロ＝ミクロ系の経済活動を説明できる良い点だと思います。
