解像度という言葉がある。いろいろな使われ方をするが、もとは撮影に関しての言葉だ。今はどのくらい精細に物事を見えるかを指すようにも使われる。
例えばファミコンの画面解像度は荒くジャギーが目立つ。4Kリマスターのテレビ放送はまあまあ細かい。この間打ち上げられた「だいち4号」は合成開口レーダーにより、運用高度628キロメートルより地上分解能三メートルという高い解像度を誇る。
と、このように使われるのだが、ある人が物事を解説したときに深い洞察があったりすると解像度が高い、などと言ったりする。それはそれで、カッコいいと受け取られる言い方だな、とか思ったりする。でも、昔ながらの表現で良くなくない?
まあ、日常的な面で解像度を語るのはほぼないので、少し使ってみると面白いかもしれ
ない。
そんな感じです。